人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2009年 06月 11日
ドリアンの季節、チャウドック
今日、列島全域で梅雨入り宣言が出された。
これから日本は本格的な雨季に入るわけだが、タイ、ラオス、カンボジア、べトナムといった東南アジア北部の国々は、ひと足先に雨季を迎えていて、今まさに雨季真只中といったところである。

その東南アジアで雨季と言うと、果物が豊富に出回る季節。
そして、果物の王様と言えばドリアンである。
ドリアンはマレー語で「棘のあるもの(duri-an)」という意味だが、その名の通り、棘に被われた果皮が特徴的な果物だ。
ところが、その独特な見た目もさることながら、最大の特徴は強烈な匂いにある。
それはまるで都市ガスと腐ったタマネギが一緒になったような匂いに揮発性の刺激臭が伴い、恐らく一度嗅いだら忘れられないほど強烈なものである。
それなら「どうしてそんなものが果物の王様なのか?」と思う人も居るかも知れない。
いや、恐らくその禁断の果肉を口にするまでは、皆同じような思いだったのだろう。
というのも、その果肉は、果物らしからぬ官能的な濃厚さと、とろけるような舌触りで、これまで多くの人々を虜にしてきたからに他ならない。
とりわけアジアの女性達の間では、絶大な人気を誇る果物なのである。

と言いつつ、実のところ私はドリアンがあまり好きではない。
というか、酸味の無い果物が苦手なのである。
そんな私が自信を持って言えることがひとつだけあった。
それは・・・「ビールを飲みながらドリアンを食べても大丈夫。」ということ。
というのも、一般的に東南アジアでは、ドリアンとアルコールを同時に摂取すると死に至ると言われており、それはビールとて例外ではないのだが、これは私が身をもって体験しているので間違いない。
機会があったら是非お試しあれ。

ドリアンの季節、チャウドック_e0139738_18132857.jpg

Canon EOS 5D EF24-105mm F4L IS USM
1/80 sec. F 8.0 ISO 100

by artisfoto | 2009-06-11 19:07 | ベトナム | Comments(4)
Commented by pp at 2009-06-12 20:17 x
ワインでも大丈夫だったよ。(^^)
Commented by artisfoto at 2009-06-12 21:24
ppさん、なるほど、そういうことならアルコール全般いけそうですね。
といっても、つまみとしてはイマイチですが・・・。
Commented by cumi-cumi at 2009-06-15 17:34 x
以前、バリ島のお土産にドリアンのキャンデーを買っていったことがあるのですが、予想以上に不評でした。(笑)けっこう好みが分かれるようですね。私はけっこう好きでダンキンドーナッツでも、ドリアン・ドーナッツ買います。
Commented by artisfoto at 2009-06-16 10:02
cumi-cumiさん、ドリアンキャンディーですが、まあ味の方は良いとしても、匂いまでリアルに再現しちゃってますからね。(汗)


<< アプサラの踊り子、シェムリアップ      シャクヤク、東京 >>