2009年 11月 09日
タ・ケウ、シェムリアップ
第二回廊を取り囲む塀に、くり抜かれた窓が整然と並ぶ。
通常、アンコール遺跡では、デバターと呼ばれる女神のレリーフが彫られるが、ここでは装飾らしきものは一切見当たらない。
というのも、この寺院はジャヤヴァルマン五世が11世紀初頭に建設を始め、その後王の急死を受け建設が中断、それ以来ずっと放置されたままなのである。
アンコール遺跡でも他に類を見ない、ピラミッド式寺院に回廊を組み合わせるという斬新なデザインは、未完成であるが故、注目を浴びることも殆どなかった。
そんな中、フランスの撮影クルーがビデオに収めている様子を、子供たちがもの珍しそうに眺めていた。

e0139738_7502965.jpg

Canon IXY DIGITAL 200
1/320 sec. F 7.1 5.4mm
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by artisfoto | 2009-11-09 09:52 | カンボジア | Trackback | Comments(4)
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Commented by goopy at 2009-11-09 20:14 x
未完の完結なのですね。
感じるものがたくさんありますけど…なんでしょう。
トゥクトゥクさんのお写真はいつもそう。
魂がかたりかけるような、言葉不足でごめんなさい^^;
Commented by artisfoto at 2009-11-10 22:41
goopyさん、いつもコメントありがとうございます。
完成形も見たかったと思いますけどね。
Commented by cumi-cumi at 2009-11-11 15:31 x
写真の中にある人たちが撮影クルーですか?
この遺跡は中にも入れるんですか?
どの遺跡もけっこう保存状態がいいですね。
やっぱり政府で保護に力を入れているんでしょうかね。
Commented by artisfoto at 2009-11-13 14:04
cumi-cumiさん、この遺跡は建設途中なので、近くに石材が積み上げたままになっていました。ここは保存状態が良いというより、石材に使われた砂岩の質が良かったのでしょう。


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