2014年 07月 02日
天姥寺にて、フエ
フエ旧市街からフォーン川沿いを西に5キロほど行くと、小高い丘の上に七層八角形の美しい塔が立っている。
天姥寺(ティエンムー寺)の慈仁塔(トゥニャン塔)だ。
そして、慈仁塔とともに寺のシンボルとなっているのが、境内に展示されている水色のオースティンだった。

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1963年6月11日、当時の南ベトナムのゴ・ディン・ジエム政権が行っていた仏教徒への弾圧に抗議するため、当時この寺の住職であったティック・クアン・ドック(釋廣德)師は、この車でサイゴンまで行き、アメリカ大使館前で自らガソリンをかぶり焼身自殺した。
彼は支援者たちが拝跪する中、燃え上がる炎の中で蓮華坐を続け、絶命するまでその姿を崩さなかった。その衝撃的な姿がカメラを通じて世界中に放映され、国際世論にも大きな影響を与えることとなる。

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当時AP通信社に所属していたアメリカ人ジャーナリスト、マルコム・ブラウンは、この時の様子をフィルムに収め、世界報道写真大賞とピューリッツァー賞を受賞、その時の写真は、オースティンのダッシュボードの上に置かれている。

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Canon IXY DIGITAL 200 
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by artisfoto | 2014-07-02 13:48 | ベトナム | Trackback | Comments(0)
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