2008年 04月 01日
物売りの少女、シェムリアップ
バイヨン寺院のすぐ傍に、海の家のような佇まいの休憩所が20軒ほど並んでいる場所がある。
私は遺跡見学の途中、そこで朝食や昼食を食べたり、暑い日中を避け休憩することが多かった。

とりわけ朝の澄み切った空気と炊事の匂いが混ざり合う時間帯は、とても静かで気持ち良く過ごせるため、一番のお気に入りだったが、昼を過ぎるとそれも一変。
子供達が学校から帰って来ると、途端に騒がしい場所となってしまう。

彼らはたいてい店を手伝いながら、片手間に物売りもしていて、子供ならではの鋭い観察力と、人の心理を衝いた高度なテクニックで、見事に品物を売り捌いていた。
そんな子供達も、さすがに遊んでいる時は無邪気なもので、こちらも仲良くなるとついつい情に絆され、結局何かしらの土産物を買わされてしまうのだが、その清らかな瞳を見ていると、例えそこに多少の魂胆があったとしても、どうでも良いと思えて来るのである。

e0139738_10113731.jpg

Canon New F-1 New FD50mm F1.4
Kodachrome 64 Professional(PKR)
[PR]

by artisfoto | 2008-04-01 17:32 | カンボジア | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://artisfoto.exblog.jp/tb/7648868
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by cumi-cumi at 2008-04-01 18:39 x
東南アジアを旅行すると、小さな子供もよく手伝いをしているのを見ますね。子供といえども生活かかっているので営業も上手そうですね。しかし、このお写真の背景のボケ加減綺麗ですね。明るいレンズはボケが綺麗みたいですね。
Commented by artisfoto at 2008-04-02 00:50
cumi-cumiさん、やはり小さな子供が働くのは、貧しいからというのが一番の理由なんでしょうけど、カンボジアが他と違うのは、ポルポト時代の虐殺で働き手を失ってしまったという点ですね。
確かに絞りを開けて撮れば、ボケは大きくなりますが、レンズによってはピントが甘くなるので、特殊な表現をする時以外はあまりおすすめ出来ません。
Commented by kidai_y at 2008-04-08 01:40
お久しぶりです。
いつの間か新しいブログを立ち上げていたのですね。
懐かしい場所です。

Commented by artisfoto at 2008-04-08 08:21
きだいさん、どーも、ご無沙汰です。
こういうのも面白いかと思いましてね。
そう言えば、この写真、きだいさんとお会いした時のものです。
懐かしいですよね。(笑)


<< トレンガヌ川の夕日、クアラトレンガヌ      椰子の木登り、ナパリ >>