2008年 04月 08日
メコン川の畔にて、ルアンプラバン
帰国後、「ラオスは良かったよ。」と知り合いに報告すると、「へえ、どんなところが?」と訊かれ、しばらく考え込んでしまった。

言われてみると、確かに、旅中で大きな発見や驚きはなかったし、世界文化遺産のルアンプラバンにしても、寺が沢山あるというだけで、取り立ててどうって事はない。
ただ私の場合、旅の善し悪しを決めるのは、世界遺産でも、美しい風景でもなく、増して美味しい食べ物でも無かった。
それらはただの脇役で、主役はいつも人間なのである。
そういう意味で、ラオスという国はとても居心地の良い場所だった。

ある時、メコン川の畔に、一組のカップルが仲良く佇んでいた。
背後からその様子を眺めていたところ、気付いた二人がこちらを向き、まるで古い友人にでも会ったかのように、親しみのある笑みを浮かべていた。
もしかして、ラオス人というのは、一生を笑顔で始まり、笑顔で終わるのかも知れない。
そう考えたら、目の前のメコンの雄大さと、その流れに育まれたラオス人の寛容さを想わずにはいられなかった。

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Canon EOS 1N EF28-70mm F2.8L USM
PROVIA 100F(RDPⅢ)
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by artisfoto | 2008-04-08 10:32 | ラオス | Trackback | Comments(2)
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Commented by kidai_y at 2008-04-12 00:19
僕もラオスで同じように感じました。
何が良かったかと聞かれてもうまく答えられない。
「感じ」が良いですかね。
たぶん僕も笑顔にやられたんでしょうね。
Commented by artisfoto at 2008-04-12 02:09
なるほど、きだいさんもそうでしたか。
ということは、やはりこの国では、人々も立派な観光資源になっている、ということでしょうね。


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