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2008年 04月 20日
ベトナミーズ・スマイル、ホーチミン市
ベトナム人というのは、喜怒哀楽を顔であらわす。
だから、たのしい時やうれしい時、彼らはとびきりの笑顔を見せてくれる。
それは、小さな子供からお年寄りまでみんな同じ。
そうだ、こんな笑顔に会いたくなったら、またベトナムへ行けばいい。

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CONTAX G2 Carl Zeiss Planar T* 45mm F2
PROVIA 100F(RDPⅢ)
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by artisfoto | 2008-04-20 13:15 | ベトナム | Trackback | Comments(0)
2008年 04月 17日
がんばれ! バジャイ、ジャカルタ
バジャイとは、インドのバジャイオート(bajaj auto)社製オート三輪の事で、本国インドではオートリキシャという名で親しまれている。
オート三輪と言えば、タイのトゥクトゥク(サムロー)が有名だが、世界的シェアはオートリキシャの方が遥かに多く、周辺国のバングラデシュやネパール、パキスタンといった国々でもタクシーとして活躍している。

ジャカルタのバジャイは、そのほとんどが1970年代に輸入されたもので、今となってはかなりのオンボロだが、200ccに満たない2サイクルの小排気量エンジンが奏でるけたたましい音、エンジンオイルが燃えて出る青白い煙、愛嬌のある煤けたオレンジ色の車体、それらは庶民の足としてだけでなく、もはや風景の一部として、ジャカルタの喧噪に無くてはならない存在だった。
ところが最近では、騒音問題や排ガス規制の矢面に立たされ、さらには慢性的なジャカルタの交通渋滞の原因のひとつに挙げられるなど、かつてのベチャ(人力車)がそうであったように、今まさに路上から締め出されようとしている。

現在は北部のコタ地区(旧市街)などで、ベチャと共に細々と営業を続けているが、最近は、液化石油ガス(LPG)を燃料とする新型車が導入され、省エネや環境に配慮した方向での復活も期待されている。

写真は、ジャカルタ中心部の大通りを我が物顔で走っていた頃のバジャイ。

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Canon EOS 1 EF200mm F2.8L USM
FUJICHROME 100(RDP)
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by artisfoto | 2008-04-17 12:57 | インドネシア | Trackback | Comments(2)
2008年 04月 14日
愛しの踊り子、バリ島
彼女を初めて見たのは、豊島園のバリフェスタという催しだった。

そこで行われたティルタサリの公演で、レゴンラッサムのチョンドンを踊っていた可愛らしい女の子、それが当時11才の彼女だった。

あれから10年、私はことある毎ににバリ島へ通い、その成長ぶりを見守って来たつもりである。

ところが、そんな彼女が結婚したと聞き、何故か愛娘を嫁に出す時の父親のような心境に陥ってしまった。

本当は、心から「おめでとう」と言いたいはずなのに。

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CONTAX G2 Carl Zeiss Planar T* 45mm F2
Tri-X pan 400 (TX)
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by artisfoto | 2008-04-14 17:08 | インドネシア | Trackback | Comments(4)
2008年 04月 11日
瀾滄江、雲南省西双版納景洪
チベット高原を源とする瀾滄江。

その流れは、中国国境を過ぎるとメコンと呼ばれ、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジアといった国々を蛇行しながら、ベトナム南部でメコンデルタを形成し南シナ海へ到達、約4,000キロの長い旅を終える。

中国雲南省西双版納傣族自治州の景洪市内の流れは、メコンと名を変える前の、全長のおよそ半分にも満たない位置だが、すでに大河と呼ぶに相応しい水量と川幅を備えていた。

雨期には大量の雨水が土砂と共に流入し、濁流と化した川の水はちょうどミルクティーのような色をしている。

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CONTAX G2 Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8
Kodachrome 64 Professional(PKR)
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by artisfoto | 2008-04-11 11:43 | 中国 | Trackback | Comments(2)
2008年 04月 08日
メコン川の畔にて、ルアンプラバン
帰国後、「ラオスは良かったよ。」と知り合いに報告すると、「へえ、どんなところが?」と訊かれ、しばらく考え込んでしまった。

言われてみると、確かに、旅中で大きな発見や驚きはなかったし、世界文化遺産のルアンプラバンにしても、寺が沢山あるというだけで、取り立ててどうって事はない。
ただ私の場合、旅の善し悪しを決めるのは、世界遺産でも、美しい風景でもなく、増して美味しい食べ物でも無かった。
それらはただの脇役で、主役はいつも人間なのである。
そういう意味で、ラオスという国はとても居心地の良い場所だった。

ある時、メコン川の畔に、一組のカップルが仲良く佇んでいた。
背後からその様子を眺めていたところ、気付いた二人がこちらを向き、まるで古い友人にでも会ったかのように、親しみのある笑みを浮かべていた。
もしかして、ラオス人というのは、一生を笑顔で始まり、笑顔で終わるのかも知れない。
そう考えたら、目の前のメコンの雄大さと、その流れに育まれたラオス人の寛容さを想わずにはいられなかった。

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Canon EOS 1N EF28-70mm F2.8L USM
PROVIA 100F(RDPⅢ)
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by artisfoto | 2008-04-08 10:32 | ラオス | Trackback | Comments(2)
2008年 04月 04日
トレンガヌ川の夕日、クアラトレンガヌ
金曜日は、全てのイスラム教徒にとって特別な日。
逆にイスラム教徒以外の者にとっては、さほど意味の無い曜日である。

私は、マレーシアの中でも、特にイスラム色の強い東海岸のトレンガヌ州の州都、クアラトレンガヌに到着して、いつものように宿を確保してから、いつものように胃袋を満たそうと外へ出るところだった。

たまたま居合わせた宿の従業員に「この辺りで良い店を知らないか?」と訊ねたところ、男は無表情のまま「今日は金曜日だからどの店も閉まってるよ。」と教えてくれた。

幸運だったのは、もともとこの町が中国人によって作られ、華人街が今も存在していたということである。
お陰で、私は途方に暮れることもなく、パクテー(肉骨茶)と呼ばれる豚肉の煮込み料理を食べて、充分に胃袋を満たすことが出来た。

その後、夕涼みでもしてから帰ろうと思いつき、トレンガヌ川に立ち寄ってみると、川面を抜ける風がとても心地良く、美しい鳴き声のムライバトゥが、極彩色の羽をはばたかせながら対岸へ飛んで行った。

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Canon New F-1 New FD50mm F1.4
Tri-X pan 400(TX)
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by artisfoto | 2008-04-04 01:08 | マレーシア | Trackback | Comments(4)
2008年 04月 01日
物売りの少女、シェムリアップ
バイヨン寺院のすぐ傍に、海の家のような佇まいの休憩所が20軒ほど並んでいる場所がある。
私は遺跡見学の途中、そこで朝食や昼食を食べたり、暑い日中を避け休憩することが多かった。

とりわけ朝の澄み切った空気と炊事の匂いが混ざり合う時間帯は、とても静かで気持ち良く過ごせるため、一番のお気に入りだったが、昼を過ぎるとそれも一変。
子供達が学校から帰って来ると、途端に騒がしい場所となってしまう。

彼らはたいてい店を手伝いながら、片手間に物売りもしていて、子供ならではの鋭い観察力と、人の心理を衝いた高度なテクニックで、見事に品物を売り捌いていた。
そんな子供達も、さすがに遊んでいる時は無邪気なもので、こちらも仲良くなるとついつい情に絆され、結局何かしらの土産物を買わされてしまうのだが、その清らかな瞳を見ていると、例えそこに多少の魂胆があったとしても、どうでも良いと思えて来るのである。

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Canon New F-1 New FD50mm F1.4
Kodachrome 64 Professional(PKR)
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by artisfoto | 2008-04-01 17:32 | カンボジア | Trackback | Comments(4)