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2008年 06月 19日
スワンナプーム国際空港、バンコク
これまでアジアを旅してきて、空港でシャッターを切ったことがあるのは、ほんの数回だけ。
それもすべて人がらみの風景だった。

シンメトリーな美しいフォルム。
光と影の見事な調和。

スワンナプーム国際空港は、現在、アジアで最もフォトジェニックな空港である。

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Canon EOS 5D EF24-105mm F4L IS USM
1/40 sec. F 6.3 ISO 400
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by artisfoto | 2008-06-19 09:05 | タイ | Trackback | Comments(2)
2008年 06月 12日
椰子の木の下で、ティオマン島
ティオマン島のサランに滞在していた時、私は島で知り合った女性からシュノーケリングをするよう勧められた。
彼女の話によると、岸から20メートル程のところにコーラルリーフがあり、そこには沢山の魚が泳ぎ回っていて、本当に素晴らしい光景なのだと言う。

早速、海に入ってみると、話の通りコバルトスズメやクマノミなど、カラフルで可愛らしい熱帯の魚達が泳ぎ回っていた。
ところがその周囲には、ガンガゼという長い棘を持つウニがたくさん居て、私は誤ってその棘に触れ、指先を刺されてしまったのである。

最初は我慢していたのだが、ガンガゼは非常に毒性が強いため、次第に強烈な痛みが襲って来るようになる。
幸運にもその時は、たまたまマラリアの予防接種で数名の医師が島に来ていて、ここサランでもちょうど村人たちが診察を受けているところだった。
早速そこへ駆け込むと、親切に治療をしてくれたばかりでなく、痛み止めの注射と飲み薬まで処方してくれた。

「あのー、治療代は?」

「あなたはどちらの方ですか?」

「日本人です。」

「なら結構です、代金は要りません。」

日本人だから代金は要らないと言う理由が今ひとつ解らなかったが、とにかくその時は有り難いと思い、礼を言うとその場を立ち去った。

その日の夕方、私は海岸を散歩してみた。
空は群青色から薄紫色の滑らかなグラデーションをつくり出し、その空に向かって椰子の木が競い合うように聳え立っている。
私は、まだ痛みの残る人差し指に代えて、中指をボタンの上に添えると、静かにシャッターを切った。

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Canon New F-1 New FD24mm F2
Kodachrome 64 Professional(PKR)
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by artisfoto | 2008-06-12 12:01 | マレーシア | Trackback | Comments(2)
2008年 06月 06日
サバの群れ、フエ
市場へ行ってみると、水揚げされたばかりの新鮮なサバが規則正しく並んでいた。
奇麗に型が揃っているのは、恐らく群れを一網打尽にしたからであろう。

それにしてもこのサバ、何が素晴らしいって、並べ方のセンスが素晴らしいではないか。
こんなふうに扇状に並んでいると、今にも飛び出しそうで勢いを感じる。
もし旅行者でなかったら、迷わず買っていたに違いない。

フエ旧市街ドンバ市場にて

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Canon IXY DIGITAL 200
1/400 sec. F 2.8 5.4mm
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by artisfoto | 2008-06-06 00:48 | ベトナム | Trackback | Comments(0)
2008年 06月 02日
幼い母と子、スラバヤ
静まり返った昼下がりの漁村で、一人の少女と出会った。
その時は、弟の子守りでもしているのかと思ったら、聞けば抱いているのは自分の子で、彼女もまだ17歳なのだと言う。

「みんな何処へ行ったのかな?」

「今は潮が引いているから、貝を採りに出掛けてるわ。」

この辺りは、主にマドゥーラ人が暮らす地区で、そのほとんどが貧しい漁師だった。
そのうちに、少女が手招きをするのでついて行くと、私に貝の入ったビニール袋を差し出した。

「貝を買いに来たんじゃないんだ。」

「あら、そうなの?」

少女は、相変わらず人なつこい笑顔で笑った。
背後には、山のように積まれた貝殻と、カラフルな漁船が並ぶ。
そして、その先の広大な干潟の沖合いには、少女の故郷マドゥーラ島が浮かんでいた。


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CONTAX G2 Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8
Kodachrome 64 Professional(PKR)
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by artisfoto | 2008-06-02 13:46 | インドネシア | Trackback | Comments(2)