<   2009年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

2009年 06月 26日
阮朝王宮、フエ
僕がコダクロームと旅をしたのは、2006年のべトナムが最後である。
すでにこの時、コダクロームはメインフィルムではなく、余っていた数本をバッグに詰め込んだだけ。
しかも、そのほとんどが阮朝王宮を撮影するのに使われた。
要するに、これを撮るためにコダクロームを持参したようなものだった。
そして、実質この写真がコダクロームフィルムでのラストショットとなってしまった。

e0139738_2029346.jpg

CONTAX G2 Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8
Kodachrome 64 Professional(PKR)
[PR]

by artisfoto | 2009-06-26 14:39 | ベトナム | Trackback | Comments(4)
2009年 06月 23日
アプサラの踊り子、シェムリアップ
米イーストマンコダック社が、コダクロームフィルムの生産終了を発表した。
日本ではすでに2007年に販売を終了しているので、今さら状況は変わらないのだが、やはりあのコダクロームが世の中から消えてしまうというのは、非常に感慨深いものがある。

コダクロームを使った仕事は、今から6年前のアンコール遺跡で、アプサラの踊り子を撮影したのが実質最後となってしまった。
写真はそのうちの一枚である。

テーマは『レリーフから飛び出してきた踊り子』。
ここでは『朽ちていく遺跡』、そして『踊り子の艶かしさ』といったものを表現しているが、コダクロームならではの重厚な色調と立体感によって、より印象深いものになったと思う。
また、当時フィルムと言えばコダクローム以外は考えられなかったほどで、今でも私にとってはカールツァイス×コダクロームが最強の組み合わせである。

e0139738_18355691.jpg

CONTAX G2 Carl Zeiss Planar T* 45mm F2
Kodachrome 64 Professional(PKR)
[PR]

by artisfoto | 2009-06-23 16:54 | カンボジア | Trackback | Comments(2)
2009年 06月 11日
ドリアンの季節、チャウドック
今日、列島全域で梅雨入り宣言が出された。
これから日本は本格的な雨季に入るわけだが、タイ、ラオス、カンボジア、べトナムといった東南アジア北部の国々は、ひと足先に雨季を迎えていて、今まさに雨季真只中といったところである。

その東南アジアで雨季と言うと、果物が豊富に出回る季節。
そして、果物の王様と言えばドリアンである。
ドリアンはマレー語で「棘のあるもの(duri-an)」という意味だが、その名の通り、棘に被われた果皮が特徴的な果物だ。
ところが、その独特な見た目もさることながら、最大の特徴は強烈な匂いにある。
それはまるで都市ガスと腐ったタマネギが一緒になったような匂いに揮発性の刺激臭が伴い、恐らく一度嗅いだら忘れられないほど強烈なものである。
それなら「どうしてそんなものが果物の王様なのか?」と思う人も居るかも知れない。
いや、恐らくその禁断の果肉を口にするまでは、皆同じような思いだったのだろう。
というのも、その果肉は、果物らしからぬ官能的な濃厚さと、とろけるような舌触りで、これまで多くの人々を虜にしてきたからに他ならない。
とりわけアジアの女性達の間では、絶大な人気を誇る果物なのである。

と言いつつ、実のところ私はドリアンがあまり好きではない。
というか、酸味の無い果物が苦手なのである。
そんな私が自信を持って言えることがひとつだけあった。
それは・・・「ビールを飲みながらドリアンを食べても大丈夫。」ということ。
というのも、一般的に東南アジアでは、ドリアンとアルコールを同時に摂取すると死に至ると言われており、それはビールとて例外ではないのだが、これは私が身をもって体験しているので間違いない。
機会があったら是非お試しあれ。

e0139738_18132857.jpg

Canon EOS 5D EF24-105mm F4L IS USM
1/80 sec. F 8.0 ISO 100
[PR]

by artisfoto | 2009-06-11 19:07 | ベトナム | Trackback | Comments(4)
2009年 06月 08日
シャクヤク、東京
シャクヤクは中国華北部原産の多年草で、漢字では『芍薬』と書く。
その名の通り、根は漢方薬の材料となり、その効能は、消炎、鎮痛、抗菌、止血、抗けいれん作用、それとしゃっくりにも効くらしい。
また、年に一度美しい花を咲かせることから「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われ、昔から美人を形容する花のひとつにもなっている。
開花時期は5〜6月。
北方系美人だから、高温多湿が苦手。
日本ではこの花が終わると、いよいよ梅雨入りである。

e0139738_11125921.jpg

Panasonic DMC-LX3
1/100 sec. F 2.0 ISO 80
[PR]

by artisfoto | 2009-06-08 17:35 | 日本 | Trackback | Comments(8)
2009年 06月 03日
趙記菜肉餛飩大王、台北
いつも立ち食い蕎麦屋では、うどんではなく蕎麦を注文しているが、最近は山梨へ行く機会が多く、その度にうどんの類を食している。
もちろん美味しい蕎麦もあることはあるのだが、やはり山梨と言えば『ほうとう』、そして『吉田うどん』なのである。

一体この写真とうどんと何の関係が・・・と思われるかも知れないが、実はうどんのルーツはワンタンだという説がある。
もちろん、現在のうどんの姿からすると想像も出来ないが、それはともかく、日本のうどんの原型と言われる『ほうとう』は、もともと『餺飥(はくたく)』と呼ばれており、文献によれば奈良時代からすでに存在していた。
一方、ワンタンは北京語で『餛飩(ホゥントゥン)』、呉方言だと「ウンドン」、陝西省の西安方言ではこれを「ホエトエ」と読むのだそう。
つまり、『ほうとう』も『うどん』も中国のワンタンが語源になっているというのだ。
ちなみに日本で一般的に使われる『雲呑(ワンタン)』は広東語である。

ところで、この『趙記菜肉餛飩大王』という店だが、台北ではかなり有名なワンタン専門店である。
メニューは大中小の三つの中から選ぶが、中碗でもかなりのボリュームなので、通常なら小碗がおすすめ。
味はさっぱりとした優しい味で、作っているのがイケメンの兄ちゃんというのもいい。

e0139738_10274810.jpg

Canon EOS 5D EF24-105mm F4L IS USM
1/80 sec. F 4.5 ISO 800
[PR]

by artisfoto | 2009-06-03 15:27 | 台湾 | Trackback | Comments(2)