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2010年 01月 30日
冬のポプラ並木、群馬
ピーンと張りつめた冬の空気が、『赤城おろし』と呼ばれる北からの季節風によって、容赦なく僕の顔に吹き付ける。
試しに深呼吸をしてみると、それはちょっと息苦しいくらいの、冷たく乾いた空気だった。

僕にとって、『赤城おろし』をつくり出す赤城山とは、まさにノスタルジーそのものである。
というのも、僕の亡き母が群馬の出身で、母の実家へ行くと、いつも桑畑の向こうに赤城山が見えていたからだ。

残念ながら、その頃の記憶は、今はもう殆ど残っていない。
覚えているのは、いつだったか、天に向かって枝葉を延ばした樹が道沿いに規則正しく並んでいて、その光景を僕が不思議そうに眺めていると、母が「あれはポプラの樹よ。」と教えてくれたことくらいである。

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Panasonic DMC-LX3
1/800 sec. F 4.5 ISO 80
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by artisfoto | 2010-01-30 13:04 | 日本 | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 29日
ビルの橙雲、東京
「命を守る」と仰るのなら、どうぞ先ずは国民の安全というものを確保していただきたい。

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Panasonic DMC-LX3
1/125 sec. F 8.0 ISO 320
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by artisfoto | 2010-01-29 16:39 | 日本 | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 26日
乗り合いバスの少女、ルアンプラバン
市場に停車中の乗り合いバスの荷台で、のんびりと出発を待つひとりの少女。
彼女は朝市の仕事を終え、これから数時間かけて山村の家まで帰るのだと言う。
愛らしい笑顔と、奇麗な鳶色の瞳がとても印象的だった。

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Canon EOS 1N EF28-70mm F2.8L USM
PROVIA 100F(RDPⅢ)
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by artisfoto | 2010-01-26 23:01 | ラオス | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 23日
樹のある風景、シェムリアップ
今はもう切り倒されてしまったが、これもプリア・カンを象徴する風景のひとつ。
回廊の屋根が巨大な二本の榕樹に押しつぶされ、その下は人がやっと通れるほどの隙間しか無かった。

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Canon IXY DIGITAL 200
1/160 sec. F 7.1 5.4mm
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by artisfoto | 2010-01-23 18:38 | カンボジア | Trackback | Comments(4)
2010年 01月 22日
プリア・カンの傷跡、シェムリアップ
僕がアンコール・トムの中で最も好きな遺跡は、この『聖なる剣』という意味を持つプリア・カンである。
ジャヤヴァルマン七世がチャンパ軍との戦いに勝利し、その記念として建立されたこの寺院は、造形の素晴らしさはもちろんのこと、特にアプサラの踊り子がずらりと並ぶレリーフの美しさはまさに圧巻としか言いようがなく、故にその上部に残る仏像を削ぎ落とした跡がとても残念に思えてならなかった。

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Canon IXY DIGITAL 200
1/200 sec. F 7.1 5.4mm
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by artisfoto | 2010-01-22 00:53 | カンボジア | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 20日
ガルダのレリーフ、シェムリアップ
ジャヤヴァルマン七世が、父の菩提寺として1191年に創建したプリア・カン。
その周壁に刻まれたガルダは、頑丈な足で宿敵ナーガ(蛇神)を踏みつけ、まるで勝ち誇っているかのようだった。

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Canon IXY DIGITAL 200
1/640 sec. F 2.8 5.4mm
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by artisfoto | 2010-01-20 23:32 | カンボジア | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 18日
日本橋、東京
日本橋三越本店へ『アンコールワット展』を観に行って来ました。
最終日とあって、平日にもかかわらず閉場間際まで来場者で一杯。
正直これだったら、プノンペンで観たほうが疲れませんね。

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Panasonic DMC-LX3
1/160 sec. F 8.0 ISO 80
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by artisfoto | 2010-01-18 23:55 | 日本 | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 17日
ランチタイム、コンポンチャム
ここは、マレーシアでも、インドネシアでもない。
カンボジア第三の都市、コンポンチャムの市場の風景である。

チャム語で『チャム人の港(Kampong Cham)』という意味のコンポンチャムは、名前の通りマレー・インドネシア系の海洋系民族であるチャム族が多く住む町だ。
彼等はチャンパ王国時代にはヒンドゥー教を信仰していたが、後にマレー半島経由で伝わったイスラム教に改宗し現在に至っている。

写真は、市場で食事をするチャム族の娘たち。
当然だが、食堂にはハラル(Halal)の表示があった。

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Canon EOS 5D EF24-105mm F4L IS USM
1/50 sec. F 5.6 ISO 400
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by artisfoto | 2010-01-17 17:46 | カンボジア | Trackback | Comments(4)
2010年 01月 16日
あと106日、東京
昨日、たまたま気が向いて歌舞伎座の前を通ってみると、さよなら公演まであと106日という表示。
カウントダウンの電光掲示板が、やけに生々しく感じられる。
歌舞伎座はその後、新たに高さ135メートル、地上29階建ての高層ビルを併設して生まれ変わる予定だ。

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Panasonic DMC-LX3
1/30 sec. F 2.0 ISO 400
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by artisfoto | 2010-01-16 10:29 | 日本 | Trackback | Comments(4)
2010年 01月 12日
ヌサインダー、バリ島
先日、久しく会っていなかった友人からめずらしく電話があり、ある人の訃報を知った。
リンパ節癌だったらしい。

その人は、バリ島がまだ日本でほとんど知られていない頃から積極的にツアーを企画するなど、バリ島旅行のパイオニアとしても知られる人物だった。かく言う僕もその人のツアーで初めてバリ島へ渡り、それを機にアジアの写真を撮るようになったのだから、そういう意味では、僕の人生に多大な影響を与えた人である。

もう何年も会っていなかったので、悲しみは湧いて来なかったけど、そのかわり真夜中だというのに、二人とも大笑いしてしまうほどの思い出話で盛り上がってしまった。
「きっと幸せな人生だっただろうな。」
お互い口には出さなかったけど、友人も電話の向こうでそう思っていたに違いない。

写真は、ウブドの常宿で庭先に咲いていたヌサインダー(Nusa Indah)。
インドネシア語で『美しい島』という名のこの花は、バリ島ならどこにでもあるポピュラーな花である。

生涯を美しい島の観光に尽力されたあの人に、僕はこの花を捧げたいと思います。

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Canon EOS 5D EF24-105mm F4L IS USM
1/200 sec. F 14 ISO 200
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by artisfoto | 2010-01-12 18:18 | インドネシア | Trackback | Comments(2)