2010年 02月 10日
昼下がりの旧市街、ジャワ島 スマラン
チルボンを出発した列車は、変化に乏しい海岸沿いの景色の中を、順調に東へ進んでいた。
五つほど駅に停車した後、窓の外に空港らしきものが見えると、急にまわりの乗客が席を立ち始める。
目的地のスマラン・タワン駅に到着したのだ。

中部ジャワ州の州都スマランは、ジャカルタ、スラバヤ、メダン、バンドゥンなどと同じく、インドネシア五大都市のひとつに数えられている。
ところが、駅の外へ出てみると、まるでセピアがかったように街全体がノスタルジックな空気に包まれていて、実際その雰囲気は州都や五大都市といったイメージとはかなりかけ離れたものだった。

僕は駅前に待機していたベチャ(人力車)に乗り込み、運転手にディブヤ・プリ・ホテルへ行くよう告げた。
レンガが敷き詰められた道の両側には、植民地時代の古い建物が並び、その中をのんびりとベチャが走っていく。
このとき僕は、これほどベチャの似合う街は、他に無いだろうと思った。

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Canon IXY DIGITAL 200
1/200 sec. F 10 10.8mm
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by artisfoto | 2010-02-10 20:20 | インドネシア


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